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仕事を任せてもらえる人とそうでない人の違いは何か? – コミット力 –

Point – コミット力があるかが勝負 –

この「ビジネススキル」シリーズでは多くの人にとって役にたつ基本のビジネススキルについて解説をしていきたいと思います。#21は「コミット力をつける」です。コミットとは「約束したことをやり遂げること」を意味します。

この記事では「コミット力をどうつけるか」について解説していきたいと思います。   

Reason – なぜコミット力が重要か –

ビジネスではクライアントや会社と契約をかわし、仕事をしますがその際の契約とはシンプルにいうと「報酬の代わりにアウトプットを出す」と言えると思います。つまりコミット力はこの「契約を履行する力」と言えます。報酬に対してきちんとアウトプットを出すことに責任をもって取り組めるかどうかです。

コミット力が重要な理由は、次の仕事が来るかどうか、新しいクラインアントを紹介してもらえるか、より裁量権のある仕事を任せてもらえるかの全てコミット力次第だからです。「#6 期待値を超える」とも共通する内容ですが、相手の期待値を超える仕事をできる人だけが、次の仕事を受注することができます。

Example – コミット力を高める方法 –

それでは、具体的にどうすればコミットができるようになるのでしょうか?ポイントは3つあります。

Point.1 安請負はしない

まずコミットをするには前提条件として、自分が仕事の内容に納得している必要があります。仕事で求められることに対して報酬が少ないと感じていたり、自分の主義と反するような場合には人は仕事にコミットすることができません。

そのため、まずは仕事を安請負せず、自分がアウトプットに「これなら責任をもって取り組める」と感じるまで条件面や仕事の内容の確認をしっかりすることが大切です。逆にコミットできない仕事はできるだけ受けない方がいいとも言えます(受けてもコミットできないので結局評価されない、事故になる可能性があるため)。

Point.2 コミットする人たちと仕事をする

大前提、世の中の大半の人は、「仕事の期限を守る」ことが苦手です。「99 %他人の仕事は遅れる」と思っておいてちょうどいいぐらいだと思います。しかし、そんな中でも期限を守れる人や信頼できる優秀な人は稀にいます。そういう人を見つけた時は逃さず、しっかりとパートナーになってもらうと自分も仕事がしやすくなります。逆に期限を守れない、コミット力のない人や会社とはできるだけ距離を取ることをお勧めします。

※自分の会社がコミットできる環境・文化でないなら、環境を変えることを検討すべきかもしれません。その環境・文化にいる限り、コミット力はあがらず、自分の市場価値も上がることはないと思います。

Point.3 師匠の真似をする

コミット力というのは、「約束通りに期待値を超える」ということではあるのですが、その詳細は実に複雑です。クライアントとのコミュニケーションの取り方や資料作成など様々な細かいスキル・習慣の集大成としてコミット力は成り立っています。

そのため、自分のコミット力を高めるコツとしては「自分がこの人は仕事がすごくできる」と感じる人を見つけたら、師匠と思ってその人の仕事の仕方(コミュニケーションの取り方・時間管理の仕方・勉強法など)を真似してみるのがいいと思います。まずは真似をした後、色々な人の要素や自分のオリジナルを作っていくことが大切です。

Re-Point – まとめ –

最後にこの記事のまとめです。

Re-Point

・コミット力は「約束をやり遂げる力」
・コミット力がないと仕事は任せてもらえない
・コミット力を高めるには
 ・安請負しない(コミットできる状態にしてから仕事を受ける)
 ・コミット力の高い人たちと仕事をする
 ・コミット力の高い人のやり方を取り入れていく

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